金価格とドルの関係が強まっているので、ドルに大きく影響する雇用統計など、雇用情勢から目が離せない。
そこで最近、筆者の目を引いた記事が「米労働者の半数が「静かな退職者」、熱意なき勤務広がる」。
米国でQuiet Quitting(静かな退職)と呼ばれる考え方が広がっている。
実際に仕事を辞めるわけではなく、必要最低限の業務はこなすものの、仕事への熱意が低く、会社への帰属意識も薄い会社員を指す。
と書くと、ドキッとする読者もいるのでは(笑)


実際、米ギャラップ社の調査では、こうした従業員の割合が半数以上を占めたという。
在宅勤務の広がりで、会社とのつながりが薄くなったことが背景にあると指摘されている。
熱意も不満も乏しい冷めた層。
日本でも、あるあるだよね~~。
「若手社員の間で、自分が成長できるという実感が得にくくなっている」との指摘も。
将来の経済を考えると、怖い現象だ。


昨日、久しぶりに大手町を歩いたら、昼過ぎだったが、とにかく、人がいない光景が一般化している。
人が集まって働いているという感覚が得られない。
休日ではなく、平日の午後、警備員の姿ばかりが目立つ高層ビル街というのも異様だ。
円安も、対ドルの下げ率を比較すると円が突出している。
静かな退職者、実は日本に最も多いのか、と考えさせられる。
そんな大手町を見下ろすフォーシーズンズホテル東京大手町で、旬のシャインマスカットをテーマにしたアフタヌーンティー。

 

フォーシーズンズホテル東京大手町のアフタヌーンティー1
フォーシーズンズホテル東京大手町のアフタヌーンティー2

 

あのホテルは、センスが良いので気にいって使っている。