まず、今晩(日本時間26日夜)にいよいよ、ジャクソンホールでのパウエル講演。
同氏にとってこれまでで最も重要なスピーチというふれこみなので、本欄でも詳細に分析してきたが、筆者の本音は、たいしたことはないのではないか。
ま、いずれにせよ、日本時間27日朝9時予定でYouTubeライブ配信により、今回のジャクソンホールを総括する。
興味あれば、「豊島逸夫チャンネル」↓に登録しておいて。


https://www.youtube.com/channel/UCBRes-CRgMdMM0s2Rlu605Q


まだ、筆者がYouTubeに慣れない点も多く、もし、支障が生じれば、ツイッター @jefftoshima で説明するよ。


さて、金投資の手段として金鉱株はどうか、との質問をよく受ける。
金鉱株は金投資より株投資だと筆者は位置付けている。
金鉱山会社の場合には、経営のマネジメントスキルという変数が入るからだ。
金価格が史上最高値をつけても、金鉱山のCEOが子会社でテーマパークを買って、業績が悪化したため、金鉱山株が急落して、儲からないどころか損してしまう、というような事例が頻発する。
勿論、その逆に、卓越したマネジメントスキルにより、金鉱山会社の株価が、金上昇幅を上回るケースもある。
まぁ、筆者は、世界の大手金鉱山会社のCEOたちを個人的に知っていることもあり、「カウボーイみたいな、あいつに経営を任せて大丈夫なのかね」と思う(笑)こともあるから、金鉱山株は買わない、というより、買う気になれない。


ところで、企業価値といえば、大谷選手が属するエンゼルス球団が売りに出された。
「芝生に売りの看板を立てたようなもの」と皮肉る声も聞こえる。
大谷残留なら買うという御仁はいるかも。
現在の球団価値は22億ドル、球団の年間収入は3億3,100万ドル。2003年に現オーナーが買ったときは1億8,350万ドルであったという。
それにしても、エンゼルスの野球はお粗末だね~。
投手のリリーフ陣はよく打たれ逆転されるし、守りもザルで、ボロボロ、それも肝心なところで、ポカをやらかす。
たまに、大谷に刺激されて、積極野球のつもりで盗塁を仕掛けるランナーもいるが、「今、走っても、次打者の大谷は申告敬遠されるだけ」というような場面で、盗塁してアウト、というような場面をどれだけ見せられたことか。
そもそも米国野球はパワーだから、バントも下手だ。
大谷ファンとしてはイライラすることが多い。
彼は、ヤンキースに入れば、右翼が狭いから、大きいライトフライなら、ホームランになる確率が多いのでは?
ただ、ヤンキースに入れば、二刀流に関して、どこまで自由度があるか、不透明な部分もあるけどね。