KDDIの大規模通信障害は、筆者にとって、対岸の火事では済まされない事例だ。
個人事務所で、常にネット機材5個持ちして歩き、常に充電を気にする「充電の奴隷」状態だ。
スマホも重要な機材で、スマホなしでは、筆者の情報のサプライチェーンが破断されるリスクがある。
今後は、スマホも2社2台持ちにしようか検討中。
ネット環境さえあれば、どこにいても仕事が出来るということは、便利だが、24時間お店を開けているようなものだ。
そのネット環境に重大な支障が生じれば、筆者の仕事はストップしてしまう。
こんなエピソードがあった。
NY出張時にウォール街の古いビル内のレストランで食事した際、ネット圏外となり、ウォール街のど真ん中で離れ小島状態に陥ってしまった。
その出張を終えて、帰国直後、越後湯沢でスキーしていたら、ネット環境抜群のスキー場なので、スマホ経由で最新情報がバンバンNYから入ってくる。
リフトに乗りながら話していたら「大手町のトレーデングルームにいる私より速い」
と言われたものだ。
なお、貴金属に関しては、ワールド・ゴールド・カウンシルもワールド・プラチナ・カウンシルも「国際機関」を名乗るが実態は予算で動く「販促機関」ゆえ、情報を鵜呑みにしてはいけない。
筆者は基本的に統計数字の絶対値は眉唾で見て、相対的上げ下げを注視している。