昨晩のNY市場も荒れた。2000ドル瞬間タッチ後、1960ドルまで急落したり、2000ドル近くまで急反騰したり。このような地合いは、まともな投資家不在。真空地帯。先物市場でのプロの空中戦だ。

相場を見るに、虫の目(現場を見る目)、魚の目(潮流を見る目)そして鳥の目(俯瞰する目)があるというのが筆者の持論。
そこで、今日は「鳥の目」で見てみよう。


2022年3月は、後世の歴史・経済の教科書に残ることになろう。リーマンとコロナへの有事対応で実施された量的緩和という劇薬投入が遂に終了。ゼロ金利も解除。経済はディスインフレからインフレへ転換。そこにウクライナ戦争勃発。ロシア核の脅威顕在化。新たな米ロ冷戦の始まりを告げる。世界的なロシア外しが始まったが、中国・インドの二大新興国とアフリカ諸国は一線を画す。ロシアに最も近い欧州も、資源のない日本も、正念場。


どれをとっても完全な投資商品など無いから、相対的にマシと思われるところを組み入れて、リスク分散するしかない。そのうえで儲かればラッキー!
個人投資家の金への姿勢は、この程度で十分だと思う。

かくいう、偉そうに言ってる筆者でも、このような時代の転換点で、先は見通せない。見通せるという御仁がいれば、それは怪しい。
とにかく金が円建てで史上最高値更新しただけでも良しとせねば。あまり貪欲になって、良いことは無いよ。少なくとも、これまで金を買って保有している日本人は全員、プラス圏なのだから。


日経平均はついに25000円割れ。かなり深刻な事態。近年、日本株を買って保有している人の多くはマイナス圏に陥っている。金との対比が鮮明だ。

 

さてさて、連日、マーケット画面と睨めっこの殺伐とした生活。唯一、ご近所のマガーリ@自由が丘での気楽な食事が息抜き、リフレッシュ。
今回は、高須シェフ特製のふわふわニョッキ。これ、ニョッキの概念が変わるよ。前にも10秒動画で紹介したけど、ジャガイモをひたすら裏漉しして、あまりジャガイモを引かずにグルテン(粘り成分)を出さないのが、たかさん流。食すると、本当に、ふわふわで、これは、お薦め!トマト、バジル、ゴルゴンゾーラ・チーズの三つの味。製造過程を見たうえで食すると理解も味も深まる。そして殺伐としたマーケットから離れて癒される~帰宅して、夜11時半からNYオープン。仕事開始!

ニョッキの製造