日本の連休中に、欧米大手金融機関の2022年金価格見通しが相次いで発表された。

 

欧米大手金融機関の2022年金価格見通し

総じて弱気が目立つ。
直近では雇用統計発表のタイミングで、米10年金利が1.8%にまで急騰。
総じて、一段のドル金利高、外為市場のドル高を見込み、金には逆風と見ている。
金ETFからのマネー流出が続いている。


筆者の予測は既に本欄で書いたが、1,650ドル~1,950ドルのレンジ。
上値については、オミクロンの後にも変異種出現の可能性があり、その際には、市場がリスクオフになるとの、そうあっては欲しくないが客観的には想定すべき事象を考慮している。
更に、ウクライナ・カザフスタンと地政学的リスクも気になる。
ロシアが強硬姿勢を崩さないと、米ロ緊張関係は更に悪化の可能性を想定せねばなるまい。
勿論、中国台湾リスクも依然顕在化したままだ。
インフレリスクも長期的に2023年以降も考慮すべきだ。
ドル実質金利がマイナス圏に留まると予想されるので、国際金価格の大崩れは見込んでいない。
なお、円安進行で、円建て金価格は下がりにくい。

さて、今日の写真は、雪の日の庭先に、猫の肉球の跡がくっきり。笑えた。

 

猫の肉球

それから本門寺で、猿の曲芸というのを始めて見たよ。

 

猿の曲芸@本門寺

日本のオミクロンは想定内の急増だね。
私の予想では、2月初めにピークとなり、かなりトンデモない数の軽症感染者が出るが、2月半ば以降に急速に収束するという展開。
医学的知見はない。海外の事例を見守っている。