12月FOMCを境に、金価格が動意づいている。
利上げ懸念で1,750ドル台まで売り込まれたかと思えば、今日はインフレ懸念で1,800ドル台まで買い戻されている。

 

kitco

「利上げ=売り」と「インフレ=買い」の綱引き状態。
昨日は、ドル安も金高の要因だった。
まず、イングランド銀行が利上げ決定でポンドが買われた。
つづいてECBがテーパリング開始。
具体的には新型コロナウイルス対応の新規資産購入を2022年3月末で打ち切るとの発表でユーロも買われ、その結果、ドルは売られ、ドル安になった次第。
ちなみに日銀も本日、コロナ対応の資金繰り支援策の縮小を決めた。これは既に織り込み済みであった。


それから、オミクロン株がジワリ、マーケットにも効いてきた。
軽症気味とはいえ、感染力が強いので、行動制限が厳しくなるリスク。
深刻になれば、利上げどころではなくなる。


さて、今日の写真は、「三友居」(さんゆうきょ)。
聖護院かぶらと鴨。

 

聖護院かぶら
鴨

 

三友居は、京都の銀閣寺近くにある、お茶席専門、老舗の仕出し屋さん。
東京は、高輪に店がある。
オミクロンで再び、自粛モードに戻る前に、あちこち食べ歩き中。