金が1,780ドルから1,800ドル台まで反騰。(KITCOグラフ緑線)
 

 

KITCOグラフ

キッカケは、この日のメインイベント、8月米消費者物価指数発表だった。
エネルギー食品除くコア指数は前年同月比4.0%上昇。
伸び率は前月4.3%や市場予想(4.0%)より低かった。
FRBは引き締めを急がないとの観測が流れる。
ドル10年金利は前月比0.06%低い、1.26%まで下げ幅を広げた。
外為市場ではドル安。
金利安でドル安となると金は買われる。


とはいえ、物価上昇率4%は、減速とはいえ、高い水準。
インフレ懸念は消えない。そのインフレは、一過性なのか。
この議論にも未だ決着はついていない。
市場内の見解は真っ二つに割れたまま。
なお、ダウ平均も300ドル近く下げたので、金には上げ材料になった。

 

そして米株が下げ、今日の日経平均もさすがに売られている。

 

日経モーニングプラスFT