日本株が連日下げています。特に、世界の株式のなかでも、日本株の「一人負け」とまで言われます。
理由はコロナ対策に失敗したこと。未だにワクチン接種は遅れ、ワクチン供給も暫時予約停止。これで本気で五輪開催する気なのか。信じられない、と外国人投資家があきれ果てているのです。日本株を見切る動きが連鎖して、日本の一人負けとまで言われるわけです。
都議会選挙の結果を見て、あたふた「無観客」開催検討に動く。東京の感染者が一日920人に達して、これまた、あたふたと非常事態宣言。といっても、再び居酒屋さんを集中的に規制する程度。
欧米では、日本株を扱うヘッジファンドなどで、日本の駐在員事務所を閉鎖する事例も話題になっています。
日本人として情けない限りですが、これが現実。直視せねばなりません。
首相の存在感も薄く、マスク越しに見える眼が、うつろに泳いでいるのが印象的です。
日本を見る眼は、そこまで見ていることを、彼らとの会話で思い知らされているところです。
株式市場の評価は厳しい。証券会社の苦し紛れの後講釈も虚しい。
でも、日本は民主主義国家。我々が選んだ政治家なのですよね。言い訳は出来ません。
願わくば、五輪開催後に、新たな出発点を迎えたいものです。