インフレヘッジの金、デフレヘッジとしてはどうなのか
これもよく聞かれる質問です。
金がインフレに強いというのは通説ですが、ならば、デフレになれば用無しで売りなのでしょうか。
答えは、デフレヘッジにもなる。
デフレが嵩じると破綻、債務不履行が増えるので、安全資産として金が買われるのです。
インフレにもデフレにも強いなんて、そんな都合の良い話があるか、とも聞かれます。
では、金の出番がないときはいつなのか。
答えはゴルディロックス(適温経済)のとき。
つまり、経済過熱(インフレ)で熱すぎるわけでもなく、デフレで冷た過ぎるわけでもなく、適温の経済状態のときは、金の出番がありません。
とはいえ歴史的に見れば、適温経済が続いた事例は極めて少ないですね。
中央銀行が金融節度を保ち、適温状態を維持することは至難の技です。
少しでも締め過ぎれば、市場ではデフレ懸念が語られます。
逆に、緩過ぎれば、まさに今のように、インフレ懸念が論じられます。
日銀総裁でもFRB議長でも、締め過ぎず、緩め過ぎず、という金融政策を実行するのは容易ではありません。
それゆえ、金も含め、市場の最大変動要因になるわけです。
パウエル議長の発言がこれほどに注目されるのも、このような背景があるからなのです。
さて、NYタイムズが大谷選手について異例の特集記事を掲載しました。
ベーブルース以来の偉業と称えています。
もし、投手か打者がどちらかに特化したら、それこそ、メジャーリーグの一流選手の中でも間違いなくトップクラスとの専門家の意見も引用しています。
でも、二刀流のほうが、なんというか、夢がありますよね。
怪我もなく、いつまで二刀流を続けられるか、体力の限界が懸念、とも言われますが、挑戦する価値は十分にあるでしょう。
今日は、ヤンキー・スタジアムのヤンキース対エンゼルスの試合が雨で中止になり、がっかり。
しかたないから仕事してます(笑)
このように、柔軟に仕事できるのは在宅勤務の醍醐味ですね~~。
欧米では、コロナ後はハイブリッド型勤務が主流になると言われます。
週2日は出社、3日は在宅というような混合型です。
これ、日本でも増えるのではないでしょうか。