コロナ、市場への影響も「第二波」
週末に世界のコロナ感染者1千万人超え。
NY市場の関心は、米国内、経済再開中断。
既にテキサス州ではバーなど飲食業の営業自粛措置。
いち早く経済再開に踏み切った州で、軒並み感染者が再び急増中だ。
米国のコロナ対応は「失敗」したのか。
そもそも、この感染者増は第二波ではなく、未だ第一波の段階との見解もある。第二波本番は「秋」という予測だ。
欧米でも新規感染者の多くは20-30代の若者たちだ。
今後、若者が密になる場所に対する規制が厳しくなりそう。
週末、久しぶりに行われたホワイトハウス・コロナ対策チームの記者会見では、リーダー格のペンス副大統領が、「我々はコロナ封じ込めに素晴らしい成功を達成している」と胸を張ったが、その後、ペンス副大統領の選挙集会がコロナ懸念無視できず中止に追い込まれている。
金価格も週明け、スポットで1770ドル台まで再び上がってきた。NY先物8月ものベースでは1790ドルに迫り、1800ドル寸前である。
今週も荒れ模様の金市場だ。