金曜日にNY株式市場はダウ平均400ドル以上の急反発を見せプラス圏で終わった。トランプ大統領の「協議継続」で最悪シナリオの決裂は回避され安堵感が流れていた。
しかし、継続して協議される議題は、既に発動された22兆円分の追加関税を撤回するか否かではない。中国全製品に及ぶ30兆円規模の追加関税を発動するか否かである。
NYのヘッジファンドの間でも楽観的だったと反省する動きが目立つ。
既に、今朝のアジア時間帯でNYダウ時間外は180ドル前後の下げを示している。
人民元が急落していることも気になる。
中国側は、ときあたかも天安門事件30周年を迎える。
「中国製造2025」に関連する産業補助金や、他人の台所に踏み込む如き「検証方法」に関しては、内政干渉に等しいと受け止め、「絶対」譲歩できない。
事態は貿易摩擦エスカレートの方向に向かっている。
新たな30兆円規模の追加関税の対象品目では消費財が40%程度を占める。米国民の反発も必至だ。しかし、トランプ大統領は支持率46%を背景に強気の姿勢を崩さなない。

俯瞰すれば、リーマンショックを急性心筋梗塞のごとき症状とすれば、貿易摩擦関税引き上げ合戦は、慢性心臓疾患のごとく世界経済の体力を奪う。トランプ大統領在任中は、世界経済が縮小均衡のスパイラルに陥り、限られたパイを争う構図を市場は覚悟し始めた。

今日の写真は、郡上八幡直送の山菜。山菜好きの私にはたまらない。うちでは、てんぷらに塩でいただく。マガーリ@自由が丘では、パスタで供される。山菜のカルボナーラ!!全卵と山菜、少々アンチョビにケッパー。絶品だよ~~
そして、今日月曜は午後5時頃からのJチャンネル(テレ朝)で、ビデオ出演。米中貿易戦争で私達の年金が減るワケ。

 

山菜


 

パスタ
ミヤネヤ