11月の米中間選挙が市場の話題になってきた。下院全議席と上院1/3の議席が選挙となる。ポイントは投票率だ。米国人は、選挙を開催するのは大好きだが、投票に出向くのは嫌い、といわれる。事実、選挙の投票率も、32か国中、26位というデータもある。中間選挙の投票率も40%以下と見られる。面倒くさい、とか、議会に賛成できないのだから、行くまでもない、などのクールな態度が目立つ。
投票率が低ければ、共和党優位。高齢者白人層に、支持基盤をもつからだ。いっぽう、民主党は、色々な人種から成り、カリスマ的指導者がいないと、動かない。それゆえ、共和党有利と見る。トランプ大統領の2期目も視野に入ろう。マーケットは2020年以降もトランプ相場と対峙することになりそうだ。