インフレ率伸び悩みを懸念していた市場が、原油価格上昇加速をキッカケにインフレ懸念を意識し始めた。

12日には米労働省が17年12月の米消費者物価上昇率を発表したが、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.3%上昇した。

これは11か月ぶりの高い伸びだ。価格上昇が原油から他分野に波及していることを連想させる。

完全雇用に近くマクロ経済指標も概ね好調な米国経済に、今後減税効果が加わると、かなりホットな「適温相場」になる可能性もインフレを予感させる。

 

市場のインフレ指標とされる米国物価連動国債(TIPS)と10年債の利回り格差も拡大している。

更に、インフレヘッジの代表格である金価格が年末から10連騰を経て更に上げが加速中だ。

コモディティ価格上昇基調は世界的景気改善期待を映す現象でもある。

インフレ期待を映す長期金利も世界的に上昇傾向だ。

11日に発表された12月ECB理事会の議事要旨で欧州経済が前回のrecovery(回復)からexpansion(拡大)と強気の表現に変わった。

これでECB量的緩和終了観測が俄かに強まった。ECBの利上げ開始時期が早まるとの指摘も出始めている。

日銀の超長期債買い入れ減額と中国の米国債売却報道(これは後に当局が否定)に端を発する一連の世界的金利上昇の流れを、ECBが追認したかの如き状況だ。

とはいえ、中央銀行が2%のインフレ目標達成に難渋しているとき、「インフレ懸念」と言われても市場には違和感も根強い。

インフレ率低迷の構造的要因とされる高齢化などの人口動態変化、過剰貯蓄や技術革新などの流れが変わったとは思えない。

米国消費者物価上昇が前月比で上昇といっても、前年比では依然2%以下である。

米10年債利回りが2.5%を突破して、「債券バブル終焉」が語られても、今年3%の大台を突破するか否かは未だ不透明だ。

現在進行中の金利上昇は、単なるポジション調整の債券売りの結果かもしれない。

それゆえ、市場の反応にも戸惑いが見られる。

インフレ懸念の現実味が増せば、FRBの利上げペースも速まる。

これはドル高要因となり、原油・金などの商品価格には逆風となる。

インフレの足音が「空耳」であれば、金利上昇傾向も頭打ちとなろう。

未だ、しばらく、見極めが必要だ。

ただ、「インフレ懸念」という表現が「死語」と片づけられなくなったこ状況といえよう。

 

 

そしてNY金は1,340ドル台に乗せた。まぁ、正月からこれだけ飛ばすと、どこまで続くか。未だ2018年始まったばかりなのにね。1-3月が今年の高値になりそう。

 

そして旨い物写真は、まず、亀ちゃんと北近江は長浜で鴨鍋。

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琵琶湖の寒さの中で熟成された鴨肉。そして雪下ネギとセリ。しゃきしゃき甘い。

鴨フレーバーのネギ・セリを味わう感じ。

鴨肉1人まえにネギセリ1.5人前注文()古い料理旅館の雰囲気も良かった。

そして、京都祇園の行きつけ「らく山」では、スッポン!

「マル」と呼ばれる。絶品だよ。カラダもホカホカ。

肌はスベスベ()たまりません~~!

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