金、1,800ドル突破

昨日、本欄でインフレ期待率が高値更新と書いた途端に、国際金価格が1,800ドルの大台突破。(KITCO24時間グラフの赤線と緑線)。

 

 

ドル長期金利下落、ドル安が直接的キッカケ。
そこに、インフレヘッジとしての金買いも入った。
実質マイナス金利のマイナス幅が拡大したことも、実物資産には強い追い風。


総じて、過剰流動性相場のなかで、他の資産価格が上昇するなかで、金だけ取り残されていた感もあり、出遅れ銘柄の循環物色買い的な様相もある。
1,700ドル台で値固めして、下値模索したので、今後は、徐々に上値模索に転じる市場環境である。