今日は、やや難解な市況について。初心者はスル―して結構です。

 

 

以下本文

 

 

インフレ期待の高まりで債券市場を見切ったマネーだが、株式市場に流入しているわけでもない。

このような場合、マネーの逃避先として選択されるのが「安全資産」だ。

しかし、今回は,その代表格である米国債が売られている。

金も、先週の1,360ドル台から今週は1,330ドル台まで下落している。

その結果、相対的に「安全通貨」とされる「円」が浮上している。

ドル金利が上昇しているのに、円買い傾向は止まらない。

なお、一時は注目されたハイイールド債も、ハイイールド債ETF価格は頭打ちだ。

いっぽう、VIX(恐怖指数)が、ここにきて11台から14台にまで急騰していることが目を引く。

方向性を見定められない市場は、株価変動率の上昇に身構えている。

 

 

中期的に見れば、株債券同時安は、長続きしない。どちらかが間違っている可能性大だ。

金融正常化の過程で世界的金利上昇は今年の一大テーマとして揺るぐまい。

いっぽう、株価には急騰後の高値警戒感がつきまとう。

株強気派も、「健全な短期調整」は想定せざるを得ない。

アップルのiPhoneX販売不振、アマゾン・モルガン・バークシャー3社のヘルスケア企業設立などのニュースが、そのキッカケを提供している。

しかし、現在の株価急落現象を一時的と見る市場関係者は多い。

いずれ債券安・株高の方向に収れんするシナリオは現実的だ。

但し、その過程で、市場の価格乱高下は必至だ。

ワイルドカードは原油価格。過去最大級の先物買いポジションが積み上がっているので、いつ売り戻しの表層雪崩が起きても不思議はない。

投資家のリスク耐性が試される展開である。

 

 

以上本文終わり

 

そして、このブログで最も注目度の高い旨い物写真()

今日は千疋屋のイチゴパフェと洋梨パフェ。

実に上品なスイーツで至福のひととき~~~!

悶絶()

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