kitcoグラフ

 

その後、金価格は投機的展開。3,900ドル台前半で推移している。
背景の長期的上昇要因は変わらず、ひたすらプロ同士売った買ったの空中戦だ。
投機筋の中には4,000ドル以上の金買いポジションを未だ抱え込み売り逃げ遅れた連中が多く、
金価格が反騰する局面が来るとヤレヤレとばかりに売ってくる。
これが相場の「しこり」となっている。
まぁ、いずれにせよやらせておけばいい。


堅気の衆は彼らの派手な動きに一喜一憂せず、地味に草食系投資に徹することが重要。
相場本格回復は来年にずれこみそうだが、2026年の相場上昇が速すぎたのでスピード調整。
積立組にとって4,000ドル割れは、安く多く金を買えるタイミング。


中国やインドでも今年は実需が伸び悩んだが、ここにきてこれまで高値で買い控えていた金製品購入を増やす動きが
顕在化しよう。
中国人民銀行など公的セクターの買いは安定している。


米中間選挙については、どちらが勝っても米ドルの基軸通貨としての価値希薄化は変わらず、
ドルへの不信任票としてじっくり金を買う動きも変わらない。


日々の取引では、レバレッジ売買する先物投機の動きが目立ち、現物買いは地味だ。
前者がゼロサム・ゲームだが、後者は買った現物がしっかり残る。(金ETFも現物の裏付けがある)
以前紹介した大阪の旦那衆のつぶやきが刺さるねぇ。
「絵は燃える、器(うつわ)は壊れる、女は逃げる、金は残る」大震災を体験した骨董好きの嘆き。
こんなときにしみじみ思い出されるよ(笑)


なお金価格本格反騰のシナリオは、米国のインフレが粘着質でしつこく続き、物価上昇が個人消費を萎えさせる展開。
そうなると、FRBも物価安定重視優先とばかりは言っていられなくなり、雇用を守るための利上げ中止、
あるいは、利下げへの転換さえ視野に入るシナリオ。


なお、民主党勝利で、AI規制が強まる連想により、株価は急落となると、
マージンコールで金を換金売りする短期的現象も頭に入れておこう。


中間選挙について今日大きな動きが出れば、X@jefftoshimaに書き込むよ。