10月FOMCが10月27、28日の二日間開催中である。
昨晩が初日。
今晩のウォーシュ記者会見が最重要案件。
初日(27日)には、KITCOグラフ赤線の如く、金価格は4,070ドルまで急騰した。
そのキッカケは、同日に発表された米新築住宅販売件数。
販売件数は67万6000戸で前月比0.6%減であったが、市場が注目したのは、販売価格。40万400ドルで前月比3.9%上昇した。
住宅価格上昇が、この日に注目されたのは、FRBが利上げすれば、真っ先に影響を受けるのが住宅ローン。ローン金利が上がれば、住宅価格は上昇する。市場の見方としては、この住宅指標を見せつけられ、FOMC参加者は、利上げに多少なりとも、否定的な印象を受けたのではないか。
利上げに消極的になれば(ハト派)、金利が付かない金には買い材料となるわけだ。
とはいえ、インフレ退治最優先のウォーシュ路線が、そう簡単に変わるものでもあるまい。
まぁ、ここは、住宅指標を受けて、ショートカバー(空売りの買い戻し)が発生した程度と受け止めるべきであろう。
4,070ドルまで急騰した金価格も、その後は、反落傾向である。
4,100ドルが短期的には上値抵抗線になりつつあるようだ。
いっぽう、4,000ドル割れは、すかさず買われており、下値は堅い印象を受ける。
とまぁ、連日、短期的価格動向を説明しているが、長期的に見れば、4,000ドルで底打ち、4,500ドルに向かうシナリオを筆者は描いている。
連日、NYの仲間たちと情報交換しているが、彼らとて、この相場動向を持て余しているよ。売買するが短期性である。
さて、GMO事件が注目されているが、このような案件が続出すると、金購入も、金地金を購入して自宅に保管するという昔ながらの方法の人気が復活するかもね。
それから、今回は、FX取引がターゲットになったが、そもそも、FXの世界では、何十倍ものレバレッジをかけて通貨売買する。
筆者に言わせれば、とんでもない投機的売買だ。
情報漏洩のリスクに、投機の売買リスクが重なったことになる。
常々、FXそのものに懐疑的であった筆者にしてみれば、そもそも賭場でバクチのごとき投機すること自体も、反省する機会と見る。
FX業者は、うちで売買してくれれば、5,000円キャッシュバックなどと宣伝するが、今回は、5,000円の見舞金になってしまったね。


