昨日、ブログ書いたあと、CNNでトランプ施政方針演説を視聴した。
延々2時間余り。
トランプが「America is back!」と叫ぶと、議会場の右半分の共和党議員たちが、一斉に立ち上がり、拍手の嵐。その後も、2分おきくらいに、スタンディング・オベーションが続いた。肝心の話が進まないので、筆者はイライラ。議会場の左側の民主党議員は憮然。彼らに向かって、トランプは「バイデンの愚策のせいで」などと語りかける。完全にトランプ支持集会の感があったが、驚いたのは、民主党系のCNNでさえ、視聴者の支持率が6割を超えていた(CBSに至っては7割超え)。
トランプ恐るべし。
マーケットは今後4年間、振り回されることを、改めて覚悟した。
最近、NYの仲間たちと話すと、関税の議論のところで、話が進まない。彼らも、まともに中期のポジションを持てない。結局、動くのは、超短期筋。いわゆる小者たち(small guys)。
昨日は、日本時間深夜に、カナダへの関税について、一部、発動を1か月遅らせる、との発表。施政方針演説で強硬論を唱え、その後に、若干の妥協姿勢もちらつかせる。トランプ流の駆け引き。
NY市場は、この程度の妥協で「安堵」して、株高。日経平均は、NYが反発したから、買われる。虚しいね。
これから、どうなる!
頭の中を整理するために、ちょっとNYに出張してきます。