対メキシコ、カナダの関税発動が、遅れて(或いは遅らせて)いたが、3日にトランプが「もう決まった!」の一言で4日発動を宣言した。
株価は急落、円は150円台から149円台に急騰。(筆者は、149円で円高かよ、と思っているが)。
そして、NY金は一時2,900ドル台を回復。上記グラフのロコロンドンでも、2,885ドル。2月28日には2,830ドル台まで急落しているから、アッという間の、リバウンド。

ちなみに、ビットコインは、昨日書いたように約10%急騰していたが、約10%急落した。行って来いのゼロサムゲーム相場。

ドル円相場は、これまたトランプの問題発言に揺れる。「日本は中国とともに通貨安を誘導してきた」。相変わらず、でたとこ勝負の、一貫性に欠ける矛盾だらけの発言だが、市場は無視できず。筆者は軽くスルーしている。あほらしくて、まともに議論する気にもならないよ。

総じて、「虫の目」だけで見ていると、混乱するばかり。NISA個人投資家も、さすがに、日本株を買い続けてよいものか、悩んでいるという。
結局、消去法でも、金が選択肢として残る展開だ。


なお、昨日発表の経済指標で、筆者が最も注目したのが、米アトランタ連銀発表のGDPナウ。経済成長率の瞬間風速が明示される。昨日の同連銀HPによれば、1-3月期の実質GDP予測は、マイナス2.8%。2月28日時点の発表では、マイナス1.5%だった。連日、米経済指標悪化が続き、今週末の雇用統計次第では、米国経済のスタグフレーション感が益々強まる市場環境である。