5日のNY先物金価格が一時2,900ドルを突破。
その後、大台目標突破による短期性利益確定売りで反落。
上記のグラフはロコロンドンだが、スポットでも一時2,880ドルを突破した。NY/ロンドンの異常な値差拡大は既に縮小が続いている。


昨晩のNY金価格動向を、虫の目で見れば、重要視されているISMサービス業景況感指数が52.8と前月から1.2ポイントも下がったことが、ドル金利安・ドル安を誘発したことが直接的理由だ。
サービス業のインフレは最も頑固なので、それが事前予測54.3に比し下振れたことは、今後の利下げの可能性を強める効果がある。
但し、魚の目で見れば、トランプ関税のインフレ効果が未知数であり、FRBもインフレ収束については、未だ決定的判断をしにくい状況が続く。
昨晩も、グールズビー・シカゴ連銀総裁が、トランプ政権の不確実性により、利下げ減速が必要と語っている。


なお、昨年の中央銀行金購入量が1,000トンを超したと発表されたことも、魚の目でみれば、金価格上昇の潮流を加速させている。
年間生産量の1/3近くを超長期保有の中央銀行が買い占めてしまうことは、確実に相場の底値を切り上げる効果がある。

(2月6日午前6時30分記)