いよいよトランプ大統領就任。

 

マーケットもオープン戦終了、本戦開始。とはいえ、関税にせよ違法移民強制送還にせよ、その経済効果が判明するには、少なくも2か月はかかろう。それまで、NY金も乱高下を繰り返しつつ、徐々に相場水準を2,700ドル台で切り上げて行くであろう。

 

忍耐強く経済指標の出方を見守ることが必要だ。なんせ、トランプ自身が、どうなるか、分かっていないのだから、世界中でトランプ相場の行方を読み切れる人など誰もいない。ここは、忍耐が必要。いつもながら、一喜一憂はダメ。

 

こういう相場環境こそ、じっくり買い増してゆく投資スタイル(NISA流)が生きる。「トランプ相場、有事の金買い!と囃されたドカ買いは、悪魔の選択」。トランプという人物が米国大統領として存在することがリスクで、NY金にはジワリ上昇要因。メディアは囃しすぎだと思う。

 

今日も、色々取材受けたが、軽く受け流した。昨晩は徹夜で就任セレモニーを見たけどね。マーケットへの決定打はマダマダ先のこと。筆者のとりあえずの注目は、ホワイトハウスのウエストウイング(西棟=大統領執務室のある司令塔)。の部屋割。トランプ側近で固めることになろうが、誰が、トランプに最も近い部屋に陣取るのか。注目だ。対中強硬派のピーター・ナバロ通商担当大統領補佐官あたりが最側近になると、米中大荒れとなろう。