案の定、2,500ドル台後半では、アジア時間帯で、買いが出てきた。
2,700ドル台では、買い控えていた中国・インドの実需が、安値で出てきた。
所謂バーゲンハンター。
彼らは、文化的金選好度が高いので、ちょっとした贈り物、記念品に金製品を買うのだが、やはり、少しでも安いほうが良いと考えるのは人間として当たり前の反応だ。
日本人だと、金のジュエリーが高ければ、アルミや皮など、素材にはこだわらず、デザインが気に入れば買う傾向がある。いわゆるコスチューム・ジュエリーという類だ。対して、中国・インドの人たちは、アルミや皮では、満足できないのだね。
さて、NY市場では、先週、小売売上高が発表になり、これが良い数字だった。米国人の消費は底堅いので、インフレになりやすい。そうなると、利下げも、かなりのスローペースとなるとパウエル議長も語っている。これは、金利を生まない金には売り材料となる。
「アジアの買い」対「NYの売り」の構図。
NYの売り手は先物ゆえ、いずれ買い戻さねばならぬ。
対して、アジアの実需は買いっぱなし。
さて、今日の午後10時から、BSテレ東「マネーの学び」で、金投資特集。もう一か月ほど前に、テレビ取材されたが、1時間ほどカメラの前で喋ったものの、果たして、どう編集されるのか。しかも、この1か月でNY金は、大きく下がったからね。そもそも何を話したか覚えてないよ(笑)
そういえば、マネーの学び YOUTUBE版で、数年前に金について1時間ほど語った。アクセスが8万ほどあった。しかし、ここの話も、もはや古いね。↓https://www.youtube.com/watch?v=liVflZzAHF8&t=21s