米CPI減速が明らかになり、同統計発表直後から、NY金は2,410ドル超に急伸。
ドル円は介入もあり一時は157円台までの円高。
日本の介入担当金融当局の諸氏も、パウエル議会証言を見ていたようで、為替の流れが、9月利下げ→円高に短期的に傾いていることを察知したのか。
円安に一石、という意味では、マーケットの空気を読んだ、適切なタイミングと評価する。
但し、介入効果は、やはり限定的で、前回同様に「モグラ叩き」に終始しよう。
更に、円高を嫌う日本の株式市場は、本稿執筆時点で、日経平均1,000円安。
これから日本企業の決算発表が始まるので、投機筋は、とりあえず調整売りで身辺整理という流れ。
基本的に、筆者の日本株も上昇との読みは全く変わっていない。
超円安が消費者の台所を直撃するなかでの日本株上昇は、「実感なき株高」の危うさを伴う。
こういうときこそ、リスクヘッジの金が存在感を強める。
なお、NY市場の人たちと話していると、やはり、トランプリスクを意識した金買いが目立ち始めた。
昨晩も、「私の推しはゴールド」と語る仲間が目立った。
彼らの多くは、「アンチゴールド」だったので、時代の流れの変遷を実感するね。
とにかく、現状で、金について悪く言う人は、「絶滅危惧種」化しているよ。
筆者の立場としては、こういう追い風が吹いているときには、淡々粛々と金に関する事実だけをセミナーなどで語っている。
これが一番説得力があるのだ。


さて、今日の写真はハタハタの揚げ物。

 

ハタハタの揚げ物

漢字で魚の神様「鰰」と書く。
そもそも秋田名物とされるが、ここにも、温暖化・海流変化現象が見られるようだ。
そして、筆者の第二の故郷、福島に出向き、山奥の親友宅で、「ブルーベリー」狩りをやってきた。

 

ブルーベリー
ブルーベリー

今年はサクランボが不作だが、ブルーベリーは豊作。
厚真のハスカップも、福島のブルーベリーも、北海道のギリシャヨーグルトと食すると、最高な組み合わせだよ。


今月は新千歳→羽田→NYの出張も控え、資料作りに余念がない日々。