まず、筆者の名前が、最近報道されている「SNS詐欺」に使われているとの情報が入り、3日ほど、当方からの情報発信を止め、実態を専門家が調査している。(筆者が突然登場して、金をバーゲン価格で買えますよ、などというバカげたことは、絶対にあり得ないが、広い世の中には、信じてしまう人もいるということか)。
今後も調査は継続する。
情報発信を再開する。
さて、NY金は、FRBの早期利下げ観測が大幅に後退したことにより、再び2,300ドル台前半まで急落。
結果的に、チャート上で、ダブル・トップが形成された(kitco1年金価格グラフ参照↓)。
中期的に2,400ドル台で頭を打った可能性を示す。
筆者の1970年代からの金市場の体験では、この売りのシグナルが当たる可能性は7割程度。
なお、円建て金価格は大きく下がりにくい状態が続くであろう。
円安に歯止めが効かないからだ。
NY金の下値は2,200ドル前後か。
それでも歴史的高値圏であることに変わりはない。
このダブルトップも破るようなイベントとしては、ロシア軍の戦術的核兵器使用とか、台湾をめぐる偶発的衝突などの地政学的リスクが考えられる。
米国金融政策が本格的に利下げを加速させるシナリオは、新たな米大統領が決まった後になろうか。
ここは、予断を許さない。