最近は国内金価格が円相場次第ゆえ、為替の話が多くなってくる。

円安はウォール街でも連日話題になっている。
「日本金融当局の為替介入はいつ頃になるか。」との質問を受ける機会も増えている。
当然、円ショート(カラ売り)ポジションを抱えた通貨投機筋が警戒していると思いきや、実は、介入を期待しているという事例も増えている。
ここまでの円安の流れに乗りそこなった外国人投資家たちが、為替介入で大きく円高に振れれば、そこから円ショートのポジションを作る目論見なのだ。
特に9月FOMCでパウエル議長は、政策金利を高く、長くの姿勢を強め、ドル高・円安に事実上のお墨付きを与えた。
26日の米テレビ経済番組が、視聴者に「年末の10年債利回りは5%を超えるか」と問うたところ、約6割が、YESと答えた。
米債券市場で、FRBという最大の米国債購入・保有者が、QTで保有米国債の償還分を再購入せず、しかも、新発債は増えるという需給環境を重視している。
昨年と比し、日銀総裁が変わり、NY市場でも日銀の政策修正に関心が高まったことも、結果的には、日銀の持ち札の限界を露わにした。
円安は未だ7回表という表現が印象的である。


さて、今日の写真は、最近ご無沙汰の京都祇園「らく山」。
なにせ京都は特に酷暑で、札幌に慣れてしまったカラダには、きつい。
でも、秋めいてきたので、そろそろ行くかな。
らく山の本格京料理を食べ慣れると、東京の京料理が、似て非なるものであることを痛感する。
大将夫婦も元気でやってるかな。
大将の料理センスには、いつも、感動するよ。

 

らく山の大将夫婦
らく山の料理1
らく山の料理2