いやはや、金曜から、今朝（月曜朝２時）まで、週末は、欧米銀行不安に振り回されました。
土曜、日曜は、営業日ではないので、危機状態の銀行への対策を金融監督当局が取り組むには、「今しかない」というくらいの曜日なのです。
更に、私はスイス銀行出身なので、情報も多く、思い入れもあり、結局、週末４８時間で、４時間程度しか寝ていません。
正直、疲れました。３日連続でYouTubeライブやりましたので、そちらを視聴してください。
特に、今朝（月曜朝２時）の買収決定の部は、いったい何が起きたのか、分かりやすく説明してあります。
それから、明日も含めて、３回連続で、テレ朝「グッド!モーニング」のニュース編でクレディ・スイスを扱い、私も手伝っています(朝６時半から７時くらい)。
チューリッヒ発 クレディ・スイス、UBS買収、日曜朝の最新情報
月曜朝２時。ついにUBSによるクレディ・スイス買収案、国の肝入りで決定。その詳細を解説。
金市場は、先週、クレディ・スイスに資金供給があり、一時、安心感から金価格には下押し圧力が、かかったのですが、金曜日には、再び、同銀行株価が急落。
先週は、毎日、クレディ・スイスから１兆円程度！！のマネーが流出しました。
シリコンバレーの銀行と異なり、大銀行ですから、数字もデカイ。
そこで、クレディ・スイスもついに白旗。ＵＢＳに買収されることに。
ここまでの過程で、安全資産としての金が買われ、２,０００ドルに接近、そして、本日、突破しました。
私の想定より、今回の金融不安は、根が深く、続きそうです。
NＹ金も２,０００ドルの水準を固めてゆくと見ています。
年初の想定どおり、まずは２,１００ドルが上値。下値は１,９００ドル。
当面は、とにかく、欧米金融不安が終息するか。
ＦＲＢの利上げはどうなるか。
