未だ、残っているのか、と思った。
Youtubeを始めて、そこに流される金についてのトークを見ると、明らかに怪しい陰謀説が少なくない。
金については、やはり、未だ情報が不足していることを痛感している。
殆ど、ゴルゴ13の如き話が、まことしやかに語られる。
ストーリーがあるので読まれるのだろう。
驚くのは、大手金融・証券会社の人たちのなかにも、信奉者が少なくないことだ。
「豊島さん、xxx氏の著作を読みましたか。金の世界は魑魅魍魎なんですね」と言われると、これはヤバイ。
宗教みたいなもので、信者になるらしい。
株やドルについてはプロでも、金についての知見は素人並みということが、珍しくない。
そういう意味でも、YouTubeの世界にまともな金の情報を流すことが必要と益々感じているところだ。
当方はYouTubeの扱いが慣れていないために、あれこれ勉強中だが、まぁ、格好のおもちゃを与えられた気分で、あれこれ試行錯誤している。
その過程が面白い。
それから、今の筆者の立場は金の専門家でもあり、同時に株や債券・外為市場についても語る。
どのセクターも、所詮、根っこは同じゆえ、自然な展開だ。
「金は世界を映す鏡」ということを筆者は語ってきた。
金だけに興味があるというのでは、所謂gold bug(金の虫)。
最近は特に金価格が金利で動く傾向が強まっているが、金利や債券市場の話は難解且つ面白くはない。
しかし、半導体が産業のコメとすれば、金利は金融の世界のコメなのだ。
なお、ジャクソンホールについての話は、YouTube検索で「豊島逸夫チャンネル」と前回書いたが、以下のURLで示したほうが、便利だと指摘があった。
「豊島逸夫チャンネル」
https://www.youtube.com/watch?v=_7hDvrKDKSU&t=1371s
さて、グルメ関連では、悲しいニュースがあった。
京都の著名「わらびもち」店が相次いで閉店に追い込まれたとのこと。
洛匠(らくしょう)、茶洛(さらく)が既に閉店とは知らなかった。
残念至極。
コロナに直撃されたのだろう。
京都の楽しみの一つが消えた。