まさか、プラチナの価格が金の1/3になるとは。。。

仲間内ではプラチナ好きで知られる筆者は信じられない。
否、信じたくない。
しかし、これは厳然たる事実。


プラチナはなぜ上がらないのか。
中国需要だの、あれやこれや言われるが、筆者は、「国が外貨準備でプラチナを持つことはない」ということに注目している。
法律上も金は「支払い手段」として、認められているが、プラチナは、やはりコモディティ=「産業用金属」。
プラチナの中銀購入はあり得ない。

そもそも、金市場も小さいが、プラチナは、更に小さい。
プラチナ鉱山が出資する販促機関が発行する需給データが出回るが、プロは、販促機関のデータは信用しない。

結局、機関投資家は扱いにくいメタルということになる。
従って、市場の流動性も限定的にとどまる。


いっぽう、貴金属ディーラーには、プラチナは、おいしく、ありがたいメタルだ。
市場が小さいから、自分たちで、操れる。
プラチナは、現物持ったものが勝ち。
なんらかの理由で、プラチナ需給が締まったとき、高いリースレートを吹っかけて、大儲けできる。
対して、一般人は、これだけ値差が開いても、プラチナは金より格上のイメージを持ち続ける。
プラチナクラブは、絶対的に、ゴールドクラブより、ランクが上だ。


筆者がプラチナ好きなのは、スイス銀行のディーラー時代に、プラチナで大儲けを繰り返した実績があるから。
同銀行を辞めるとき、銀行側は記念にプラチナ・メダルをくれた。
「君がライバル行に行かず安堵したよ」とのメッセージをつけて。
これって、ディーラーにとっては、最高の送り言葉だよ。
感激したのを思い出す。
日経の「私の記念の一品」というコラムに登場したとき、迷わず、そのプラチナ・メダルを披露したものだ。
その頃は、ワールド・ゴールド・カウンシル所属だったのにね(笑)