プラチナ国際価格が急騰していたが、昨晩のNY市場で急落した。


そもそも、プラチナ市場は流動性が薄く、投機筋の草刈り場だ。
KITCOプラチナグラフの1年と8年のトレンドを比較してみた。

 

kitco
kitco

緑色線の200日異動平均線を大きく上放たれている。
過熱化している。
南アのエスコム(電力会社)の設備老朽化による慢性的電力不足は、季節的電気需要の変動はあるが、特に新鮮な材料ではない。
それを投機筋が囃している。
中国の経済再開による需要は期待できるが、そもそも、中国が経済再開できるのか。
新首相は、現場の経験もなく、共産党(というか習近平)の報償人事による新任だ。
前首相が「天は見ている」と捨て台詞を残して去った光景が忘れられない。
それでも、プラチナ市場は、中国経済再開に賭けている。危うい。


実は、筆者は、プラチナ大好き人間なので、プラチナには辛くあたる傾向がある。
自分の感情が、相場予測に影響を与えるからだ。
プラチナの高値圏は脆弱だ。
個人的には上がって欲しいところだが、冷静に見れば、楽観的にはなれない。
でも、自ら保有しているプラチナを売る気はサラサラないよ(笑)
10年後を見ているから。


ところで、スーダンが日本でもニュースになっている。実はスーダンは年間85トンも金を生産する国。
その利権争いが、火に油を注いでいる。


今日の写真は我が家にたった1個実ったサクランボ(笑)
 

豊島氏の家にたった1個実ったサクランボ