英国ウイルス変異種、市場に新たな不安要因

英国で感染力7割増しの変異型ウイルスが拡散。ロンドンは再びロックダウン。つい先日、世界初のワクチン接種写真がロンドン発で流れたのに、ワクチン期待に冷や水。週末は、続々、英国便発着禁止・渡航制限が欧州及びその他の地域にまで拡大した。既に欧州内では変異種の感染事例が相次いで報告されているので、強い警戒感一色だ。ウィルスが変化することは普通とはいえ、市場は新たなステージ入りに身構えている。果たして、欧州だけに封じ込めることが出来るか。感染力の高さから見て、かなり難しそう。一個人として、日本政府も断固たる水際対策を直ちに実行してほしい。GO TO云々にかかわって、この異次元の問題への対応が後手に廻る可能性を危惧。こういう変種がすり抜けるように入ったら、それこそオリンピックは、とても出来る状況ではなくなるでしょう。日本も新政権の試練だね。失敗したら、取り返しつかない。
金価格には上昇要因だけど、素直には喜べないね。
まだ実態が判明していないので、要緊急経過観察案件。

さて、越後湯沢は爆雪。2メートル級の豪雪。ガーラ湯沢の画像見るとテンション上がるのだけどね~上越新幹線のMAX車両だと、一階席と二階席の天井が低くて、密になりやすい。正直、スキー欲と心の中で戦っている。
なお、今日発売の週刊エコノミスト誌、カバー記事↓でコメント。米国株についてだけどね。


https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210105/se1/00m/020/071000c

 

こういう2021年予測も、ワクチン接種後の経済回復を前提としているから、変異種という新たなリスクが顕在化すると、たちまち古くなってしまう。1月5日のジョージア州上院決選投票で米議会がネジレか否か決まるので、この結果判明前の予測には限界も。
新年予測が正月明けには修正などという事態も考えられる。
こういう状況で私の金価格予測(最新)は正月明け。ただ、詳細は既に日経マネー先月号の別冊で数十ページにわたり議論している。