連休中のNY金は2,300ドル台の値固めが続き、円建て金価格は円相場=為替介入次第で、大きく動いた。
1週間で8円も円相場が振れることは、そうそうあることではない。
日本の通貨当局の介入余力は未だ残っているものの、無制限に続けられる話でもない。
とりあえず154円台で推移しているが、これが155円を再突破すれば、介入第三波が来ても不思議ではない。
その場合は、152円程度まで円高に振れよう。


とはいえ、150円の大台を日本の通貨当局が割り込ませるには、相当の介入エネルギーが必要となろう。
瞬間タッチで150円を割り込んでも、直ぐに150円台を回復する可能性がある。
世界がドル高に動いているのに、日本当局だけ、その波に逆らっているわけだから。
紆余曲折あろうが、結局、為替介入は、150円台を固めてしまうリスクが懸念される。
「懸念」とは、日本経済に関して悪い円安が定着するということ。
円建て金価格には、強い下支え要因となる。
日本人の個人投資家としては、円安で諸物価に上げ圧力がかかり、家計を直撃するが、保有している金の価格が爆上げしたので、まぁ、トントンという成り行きか。
金保有のヘッジ効果が十分に発揮できたわけだ。


他の貴金属も引き合いに出されるが、銀はたしかに上がっているが、小さな市場で投機マネーが暴れた結果ゆえ、下げも速い傾向があるので要注意だ。
プラチナには失望。プラチナの販売促進機関が、あれこれ言っても、金がこれだけ爆上げしているのに、殆ど上がらない。
それでも筆者はI love Platinum。
これは理性的なコメントとはいえず、ひたすらプラチナのセンチメンタルバリューによる。
惚れた弱みだな(笑)


添付写真は、なんと、我が家で育ったサクランボ。
数年前に苗木を購入していたが、はやくも可愛らしい実をつけた。
味も甘い!感激したよ。
本日は、連休明けで、社会復帰に苦労しているところ、サクランボで癒された。

 

豊島氏自宅で育ったさくらんぼ1
豊島氏自宅で育ったさくらんぼ2
豊島氏自宅で育ったさくらんぼ3